施工事例 ウィザード　板金｜岡山のボディショップあさくち

通常のペースですと、3、4日お預かりするのですが
今回お客様のご要望で、翌日納車できるように仕上げました。
毎回ご希望にそえるとは限りませんが、できるだけそえるようにがんばっております!
でも、手抜きはしません。

状態を確認します。
フェンダーパネルがへこんでドアとのすき間が広くなってしまっています。　
フェンダーライナーと呼ばれるフェンダーの内側をカバーする部品もつぶされてしまっています。

フェンダーライナーをめくって裏から当て板を当て表からハンマーで叩き板金します。　この方法はへこんだ部分をさらに叩くことでヘコミを直す特殊な方法です。

だいたいの形を叩くことで修理しました。
フェンダーの形が戻ってきたのでドアとのすき間も正常になりました。　フェンダーライナーも元通り取り付けできるようになっています。

パテを使い、さらに緻密に形を作っていきます。
ドアにもヘコミがありましたが、パテで対応します。

整形作業が終わると、下地塗装に入ります。
今回は塗料の透明性が高い赤系の色なので赤を混ぜたカラーサフを吹きます。
当店の通常サフ（サーフェイサー）はライトグレーなのですが
赤などの何度重ね塗りしても下地が透けて見えてしまうような色の場合は近似色にすることで塗装の効率が上がります。

下地塗装の乾燥が終わると塗装の準備に入ります。
整形下部分を丁寧に研ぎこみ、次に塗装する範囲すべてに研ぎを入れます。　足付け作業といわれる作業です。
この作業はきれいな仕上がりのために絶対に横着できない所です。
真冬でも水を流しながら作業します。

塗装ブースに入れてマスキングします。
マスキングされていない部分はすべて塗装する箇所です。

塗装の仕上げ段階です。　ボディカラーで塗装され、塗装箇所全体にツヤが出ています。　　

塗装を乾燥させ、磨きを終わらせました。　元通りに直っています。
フェンダーライナーもきれいに取り付けできています。

洗車を終え納車待ちです。

今回は特別に作業日数は2日